表面処理 UV

UV(紫外線)処理の用途

紫外線はUV(Ultra Violet)という略称で呼ばれ、100 ~ 400 ㎚の短い波長の為、人間の目には見えません。
・UV-C(短波長紫外線):洗浄、改質、殺菌、直接めっき、オゾン生成
・UV‐B(中波長紫外線):硬化、鑑定
・UV-A(長波長紫外線):硬化

UV(紫外線)装置

紫外線(UVC)を利用することで、樹脂や金属、ガラスなどの表面洗浄、改質、めっきおよび硬化を行う装置です。

小型紫外線表面処理装置 KOL1-300

オールインワンタイプの卓上型紫外線表面処理装置です
10センチ程度のサンプルのUV処理のテストに最適です。
スイッチのON/OFFのみで簡単に操作できます。

紫外線表面処理装置 KOL6-1200H/L

各種サイズの成型物や枚葉FPC材料を連続処理可能なUV装置です。
幅550mmまで処理が可能です。
試作から少量産まで対応いたします。

紫外線表面処理装置 KOL2-1200V/R

各種サイズのFPC材料の両面を連続処理可能なUV装置です。
幅500mmまで処理が可能です。
試作から少量産まで対応いたします。

紫外線表面処理装置 KOL4-200

テスト、少量産に使用できます。
バッチ式で使用できます。

紫外線照射装置 KOH1-15H/L

卓上型のUV(紫外線)硬化用の装置です。
幅100mmまで処理が可能となり、試作から少量産まで対応可能いたします。
ランプ出力を2段階で調整可能です。ワーク冷却機能がつきます。

紫外線照射装置 KOH1-45H/L

オールインワンタイプの紫外線照射装置です。
幅300mmまで連続処理が可能です。
ランプ出力を2段階で調整可能です。ワーク冷却機能がつきます。

ハンディ型紫外線照射装置 KOH1-10H/I

印刷、塗装、接着剤、電子部品、レジスト材等へ紫外線を照射し、
瞬時に硬化・乾燥が可能なハンディタイプの紫外線照射装置です。

UV-LED照射装置 KOD-240A

瞬時点灯式で即時安定発光、調光式、光源寿命15,000時間とロングライフです。
ワークへの熱ダメージを大幅に軽減し、省電力・水銀レスで環境にやさしいです。

UV(紫外線)ランプ

洗浄・改質、硬化用などの各種紫外線・UVランプのラインアップを用意しております。

低圧水銀ランプ(低圧UVランプ)

UV-C(185nmと254nm)の紫外線を効率よく放射する放電ランプです。
【形状】
各用途に合わせてストレート、U型、M型、グリッド型などから選択可能。
【種類】
3種類から選択可能。
・溶融石英タイプ:合成よりオゾンガスを発生し、254nm、185nmです。
・合成石英タイプ:オゾンガスを効率良く発生し、254nm、185nmです。
・オゾンレスタイプ:オゾンガスを発生せず、254nmのみです。
【用途】
フィルム、樹脂表面の洗浄・改質、めっきの前処理、ガラス、金属の洗浄に使われています。

高圧水銀ランプ(高圧UVランプ)・メタルハライドランプ

>高圧水銀ランプ(高圧UVランプ)
UV-A(365nm)を主波長としてUV(紫外線)硬化を行う放電ランプです。
【形状】
図のとおりストレート形状のみで、用途としてはクリアー塗料、接着剤の硬化、乾燥などに使われています。

>メタルハライドランプ
250 〜 450nmの広い範囲のスペクトルを持つ放電ランプです。
【形状】
図のとおりストレート形状のみで、用途としては、印刷関連のUVインキの硬化などに使われています。

Q&A

洗浄・改質で使用するUV(紫外線)の波長は? 254㎚と185㎚(UV‐C)です。
どのようなものに洗浄効果がありますか? ガラス、樹脂、金属などに効果があります。
洗浄・改質とは? 紫外線による洗浄・改質とは、UV(254nm、185nm)の持つエネルギーが、樹脂などの有機物の化学結合エネルギーより大きい為、UV照射を行うことにより有機物の結合を切断し、同時に185nmは大気中の酸素からオゾン(O3)を生成します。
このオゾンに254nmを照射すると、活性酸素が生成されます。その活性酸素は有機物を連続した化学反応によりCO2等の気体に揮発除去(洗浄)します。
また樹脂表面には活性酸素の影響により、OH,COO,CO,COOHなどの官能基を形成し、これは塗料・接着剤・コーティング材等との相性が良いため、密着力・接着力を飛躍的に向上(改質)させることです。
UV(紫外線)の効果はどのように確認しますか? 水滴の接触角測定により濡れ性にて確認できます。
UV硬化とは? UV(紫外線)硬化とは200 ~ 400nmの高圧水銀(UV)ランプから照射される紫外線を、プレポリマー、モノマー、光重合開始剤、添加剤からなるUV(紫外線)硬化樹脂に照射して、短時間(数秒~数十秒)で硬化させることです。
UVめっきとは? UV(紫外線)をめっきの前処理に応用した+無電解めっきプロセス
>回路基板向けめっきの特長:
1.銅箔、接着シートは不使用です。
2.平滑面へのめっきプロセスである為、回路の導体損失は低減でき、ファイン回路を形成しやすいです。
3.難めっき材(ポリイミド(PI)、液晶ポリマー(LCP)、シクロオレフィンポリマー(COP) )などにめっきが可能です。

>樹脂めっきの特長:
1.クロム酸のエッチングを使用せずUV照射による表面改質を行なう為、素材表面の平滑性は維持されます。
2.難めっき材(ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリアミド(PA) )などにめっきが可能です。

UVめっき適用例

UV照射を用いた各種素材へめっき適用例を紹介いたします。

高周波アンテナ

素材:シクロオレフィンポリマー

光通信用FPC基板

素材:液晶ポリマー

成形物

素材:PBT、PPS

委託UV処理、試作について

大小サイズのフィルム材、板材、成形品などのUV処理に対応可能です。
弊社ではUVめっき品の委託でのUV処理をはじめ、紫外線処理(洗浄・改質・硬化)でお客様の様々なご要望にお応えしております。

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